《続》Tinderで知り合った男と2回目でラブホに行った話。
こんばんは。
前回の続き。
ただ普通に飲んだ帰り道、めちゃめちゃ強引に有無を言わさずホテルに連行された私。捕虜だよな、もう。
「逃げるなら今やで。」というトレンディ感すごい彼の囁きが確かに聞こえたが、もう私の脳内パンクしてて前回以上にこの状況を処理しきれない。
というか、逃げれる状況に無い。なぜなら彼は私をがっちりホールドして早歩きだからな。もう気づいたらホテルの入り口だったからな。
そして固まったまんまで玄関をくぐる私。
なにしてんだ。
どうなっちまうんだ。抱かれるのかついに。
ガチガチのコチコチのまんま抱かれるのか。無理だ。
あんだけ毎度威勢良く「付き合って無い人とはやりません!(キリッ✨」
と言い張っていたのに結局やるのか。尻軽になるのか。ていうか明日仕事だよ。早く帰りたいよ。やる気もないよ。パンツださいよ。
この時の私、めっちゃ顔こわばって半笑いだったと思う。
だが。
「あっ。満室。」
マジでーーーーー!!笑
ズコーーーってなった。
画面には待ち時間の案内が。
待合室的なところに結構人いた。
ド平日なのに待ちが出るのか都会のラブホは!!
みんなお盛んやなぁ〜!!
もちろん待つわけはなく、私たちはホテルを出た。
「うわ〜。今のめっちゃ勇気出したのにな〜。恥ずかしい。。」
何だそれ。
これはちょっと可愛いなと不覚にも思ってしまった。ずるいぞ。
お前めっちゃいつもグイグイくるくせに何故そこで慣れて無いことした感を出す!?!初犯にしては手慣れすぎやろがい!!
この都会のド真ん中、男女がラブホ前で入るか入らないかで言い合ってる姿なんかみっともない。
この人は、私と絶対にヤレるという自信があるんだろう。でもこういう場所に強制的に連れて行くとか、無理やりとかは好ましくはないぞー。男ってさ、女が嫌って言っても「嫌よ嫌よも好きのうち」みたいに超プラス思考で向かってくるとこありますやん。嫌だって言ったら嫌なんだよ。
捉え方間違えたら結構イタイから気をつけないとね!
「ビビるわ急に、、やめてや、、」とは言ったが、満室というオチもありお互い笑った。
あーーびっくりした。
そしてまた帰る方向で歩いていたのだが。
だが、、、
「帰るの?」
いや、、逆に、、、帰らないの!?!?
先ほどの一件で彼のやる気スイッチはオフになるどころかオンのままらしい。
「だから何回も言ってるけど付き合ってない人とは出来ないんだよ」
「多分気持ちいよ」
私の話聞いてたか?ってくらい発言を全く無視した返しでわろた。
あのな、、、気持ちいい気持ちよくないの問題ちゃうんや。それもめっちゃ大事な事やけどそれ以前の話してんねん。
もうなんかよくわからんくなってきたしものすごく面倒くさくなったので、
「自信あるんやね?」と聞いた。
なんちゅう質問。
こいつにまともに対応していても話にならんからな。こういう事聞くの、私くらいなもんだよね?笑
「自信はない、、(笑)」
ハァーーーーーーン自信ないんかい!!!
こんだけやりたいやりたいで強引にキスしたりホテル連れてったりしてめっちゃ自信ある奴の行動しといて肝心の本番行為に関しては自信がないとな!?!
そこは絶対、自信ある!!って言ってほしかったで!!
「そうなんや。残念や。」
「自信あって欲しかった。」
いくら真面目を振りかざして対応してもこの男は諦めないだろうと、発想を変えて逆にめちゃめちゃ上から目線で「自信がない男とは出来ない」「本当に残念」「仕方ないね」と言う方向に持っていく事にした。私は一体何様なのだ。
でもな!やりたいからには自信出してこいよ!!
すると彼、抱きしめてきた。
おいおいおいもう何なんだよ、、、
前もそうだけど、ここ路上だからな!?!?モラル!!!TPO!!!
「一緒に寝たい」
「頑張るから一緒に寝たい、、」
頑張るって。。一緒に寝たいって可愛いやんけちょっと。。
いつもみたいにはっきり嫌です離してって言わないってことは私自身もいいかってなってると言うこと??
さっき連れ込まれそうになった時にも、暴れてでも逃げようとは思わなかった。
逆に覚悟決めたんじゃないか。
何によって私のやる気スイッチが押されたのか全くわからないが、
なんかもう、、えっかな。。。
と思い始めた。
こりゃあかん方向です。
続く