《続》恋して楽しい時間は夢か幻か。
こんばんは。
今回の男性との一件で、最終的に年下アレルギーを発症した私。
年上よりも年下の元気な可愛い男の子と付き合いたい!なんて皆に言っていたら、念願叶って年下の元気な可愛い男の子と付き合えるミラクルが起きたんですけど。
最終的に痛い目をみた為、発症したアレルギー。
年上でも年下でも年齢なんて関係ないよー!その人個人のアレだからと皆言いますが、
絶対に一生年下と付き合わない!
ていうか、アプリで会った男とは付き合わない!!
と、豪語していたのだが。
最近気になっている男の子が、26歳。
どないやねん。
年下嫌なんちゃうんかい。と、自分にツッコミいれる。本当に懲りてない。結局年齢なんて関係ないんだわ。
ていうか、私くらいの年齢になったら、知り合う人だいたい年下やねん。
でも、まじで恋愛の進め方がわからない。こわい。
久しぶりにいい感じの予感はするが、あかんくなる気しかしない。
病的に気が短い私はいつも待てなくて焦って自爆する。待てなくて自分から仕掛けて上手くいった試しがない。
男は好きな女には自分からいくのだと、本当に思う。口ではいい事沢山言えるので、実際行動にうつす男性が本物。
なので、私は黙る。という1人我慢レースをただいま開催中です。どうなる事やら。
アレルギー克服はまだ当分先か。
本題です。
前回からの続き。
恋した年下くんの小悪魔アゲハ嬢テクに翻弄されながらもウキウキの毎日を過ごすババア一匹。
約束していた日に会えなかったり、なんかもうあかんのかな、、次いつ会えるかなーなんて思いながら。連絡は相変わらずマメで丁寧で、男性にしては珍しいタイプ。好きだわー。
ほんで、ついにまた会えることになった。
私は友人と遊びに行ってて、彼も仕事関係の用事で、夜帰ってきたタイミングで近所で会うことになった。
「また鬼ごっこしたい」と言うと、「いいよ。笑」と言ってくれて、また前回の近所の公園に向かった。
私らいつもこの公園で遊んでんな。子供か。
ほんま近くって楽。
「仕事、忙しいですか?」
「はい、、ていうか転職するつもりでいて。」
「場所が東京かもしれないです。」
え、、、、、!!!!
待って、、、まじでか。
「5月くらいに。」
待て。5月て。
この時、4月中旬やった。
もうすぐやがな。
ザーーーーン。
私の心の中、ガビーーーン(古) の嵐。
まさかのドえらいニュースに、めっちゃショックを受けた。
半泣きになった。
そうなんですね〜。
と、言ってはみたが。
前から決まってたんやな。
だからいつも忙しくしてたのか。
じゃあ、ほんまにこの子とこれ以上どうにかなる事もないし、もちろん付き合えるわけもなく。
今日で会うのはもう最後になっちゃうんだな。と。
悲しいけど、仕方ない。そういう事だったんや。
なので、私は今日を存分に楽しむ事にした。
今思えば、この時私から仕事の話聞かなかったら、あの子自分から転職の話言ってたのかな?と思った。
公園でまたキャッキャして遊んで、ベンチで座って話したり、本当に楽しかった。
この子といると、元気になれる。
ついでに、この前してほしいとリクエストしていた肩揉みをしてくれた。
ババアの肩揉みリクエストを素直にしてくれて、ありがたい。満足だわ。
今日が最後と分かったから、悲しかったけど。
ベンチで話していたら、恋愛の話になった。
珍しく。この子とはあまり今までこの手の話はしたことなかったな。
「僕、あんまりそういうの(性欲)なくて。理性が勝つっていうか。」
「そのへんめっちゃ女子っぽいんですよ。」
と言った。
なるほどね。そうだろうね。
何の流れでか忘れたけど、私が「バックハグするのが好き」という話になった。
「バックハグて何ですか?笑」と聞かれて、後ろからギュッと抱きしめるやつだよーと。
「私は相手から抱きしめられるより、後ろから自分から抱きしめたい。」というクソほどどうでもいい話題を、うんうん。と聞いてくれる彼。
ここで私は思った。
この子に抱きつきたい。
ヤバい。
脳内お花畑モードが振り切りまくってついにわけわからん思考回路になった。
今、真横に下心剥き出しのババアがいるとはつゆ知らず、彼はニコニコ笑っている。
今まで全く色気もない、2人でこうやって遊んでいてもセクシーな展開にならなかったのに。
何故このような思考回路に陥ったのか。
多分、今回が会うのが最後だということ。
来月には東京に行っちゃって、会うことはなくなる。
それなら、最後に思い出作りたい。
ワンチャンに賭けたい。
という、まるで最後の夏に賭ける高校球児かのように正論みたいに言うてますけど全く他人には理解不能であろう私の「ワンチャン」への思いが込み上げてくる。
でもいきなり抱きしめるなんて、そんなこと出来ない。
なので。
「抱きしめていいですか?」
超絶ドストレートに聞いた。
常日頃からですが。私は本当にオブラートに包むという言葉を知りませんので、自分の思いは直球に、分かりやすく端的に伝えるという性格です。
周りくどい事は嫌いだし、そうされるのも苦手なので。
「えぇ?!?!?」
正解のリアクション。
そりゃそうです。
いきなりの、「抱きしめたい」リクエスト。
女から。こういうのって、普通男が言うもんだ。
しかも、「抱きしめて」ではない。
「びっくりした、、僕をですか?」
「はい!(にっこり)」
こわいこわい。
本当に怖い思いさせたよな。ごめん。
最後に思い出作りに抱きしめたい。
こいつ、頭イかれてんな。。と思っただろうな。
「僕で良ければ。笑」
やったー!!
じゃあちょっと軽く後ろからぎゅーさせていただきまーす!ありがとうございまーす!
と、今この場ですぐやろうとしたところ。
「恥ずかしいので、もうちょっと奥いきましょうか」
と言われた。
ここでも別に人いないし、いいんだけどなー。一瞬軽くハグするくらいだから。と思ったけど。
少し先にある茂みのあるところに行った。
夜だから、昼間みたいに人は本当にいない。
しかも、広い公園なので夜とか隠れてカップルがラブラブするには良いスポットだとは思う。
私らは全くラブラブする事もなく、何度かこの公園には来ているがブランコやかくれんぼや鬼ごっこしてガキみたいに純粋に遊んで帰るということをしてました。
彼が「緊張しますね、、」と言った。
私は後ろから軽く一瞬ぎゅっとさせていただいた。ありがとう。プライスレス。お金では買えない何かがある。
スポーツしている彼の背中は大きくて、でも細いし本当にたまらん。
私は一瞬でも満足した。思い出作り完了。
すると、何故か彼からも後ろから私を抱きしめる流れになった。
何それ、、めっちゃ緊張するやつ!!
ぎゅーされた時、結構本気でされた。
一瞬で軽くハグ程度と思っていたので、抱きしめ方にグッときた。
いやーん、、やばい。ドキドキする!!!
もうね、ありがとうございます。
これで充分だよ。これでお別れって思って、勇気出した甲斐あった。
こんなお願いする女、私くらいだろう。
自分の欲求はハッキリ伝える派。何でも。答えてくれたら結果オーライみたいな。
すると、「あと、何かしてほしい事ありますか?」と聞かれた。
私は「うーん。プレステ4ほしい、富士急ハイランド行きたい、焼肉食べたい、、」と、自分がこれからしたい事を聞かれたと思って答えた。
「いや、、今してほしい事です。笑」
あっ、そっか。笑
今してほしい事。
何、、?!?
うーーん、、抱きしめたし抱きしめてもらえたし、満足した。
あとは何???
「じゃあ〜、、前から抱きしめる?とか?」
今してほしい事って、、他に思いつかない。
この雰囲気でそれしかなくない?!?
何だ。この至れり尽くせりの展開は。
幸せすぎて明日死ぬんじゃないか私。
で、抱きしめてもらったんだけど。
びっくりした。
一瞬軽くハグ程度と思ったのよ、本当に。
一瞬どころじゃない。
超ぎゅーーーされている、、、!!!!!
続く。