無限的我

出会いと別れにまつわるアラサー怖い話。主にtinderでのおもしろゴミクズ体験を書き殴ってます。通常運転で口悪めです。パンニハムハサムニダ。

《続》Tinderで知り合った男と会って3時間後に路チューした話。

 

こんばんは。

 

恋はスリル、ショック、サスペンス。ネタと、Tinder彼女持ちくん編のPVが多いです。

いかにTinderが恋人持ち、既婚者が多いかということですね。

 

前回の続き。

 

ikyungsoo.hatenablog.com

 

Tinderで知り合った男の子と飲みに行った帰り道、熱烈路チューをされた話です。

 

頭の中で、小田和正ラブストーリーは突然に...流れるやつ??

いや、ないない。

 

駅までの道のりが永遠に感じたがなんとか改札まで到着。

「帰りたくない。」

と、お持ち帰りしてほしい終電間際の女子バリにぶりっ子する三十路男を、

「うーん、今日月曜日だからね。」

と全く答えになっていない答えで切り捨てる私。

マジで早よ家帰って寝たいし君と一夜を共にする気力も体力も着替えのパンツもないんだぜ。すまん。

タイミングよく来た電車に逃げるように飛び乗り、速攻で地元の仲良しメンツのグループLINEに「キスされたwww」とブチ込む。

「彼氏できたん?!」「いつの間に?」と急に放り込まれたゴシップネタにざわつく中、先ほど別れた彼からメッセージが。

この彼とはLINE交換してなかった。なのでTinderでメッセージが来た。

それをすぐ見ずにさっき起こった事件を巻きでグループLINEに送りつける。

1人ではこの状況処理しきれない助けて〜!!!

 

するとまた、Tinderでメッセージが来ましたと通知が。

なんだよ、、今それどころやないねや!!と思いながら開くと、

「さっきはありがとうございました!」

「きをつけて帰ってね!」

と、LINEのID付きで来てた。

 

はぁ、、これどうすっかなぁ、、。

完全ロックオンされちゃったやつじゃないか。

飲み代払ってもらったし、お礼くらい言わんとな〜。

私があれほど嫌だって言ったのに強行キスして来たアグレッシブさはどう捉えたらいいのか。

私がブチギレて騒いだらどうしたんだろうな。でも絶対この女はやれると自信があったんだろう。なんでや。そんなに物欲しそうに見えたか?笑

何度も言うが、これがブスだったらマジで吐いてるし痴漢騒ぎだからな??

イケメンってほんと得だよな。自分に自信がおありで良いこと。

 

今回、彼の本来の目的だったであろう「お酒の力を借りてキスしてそのままホテルへGO♡💏」プランが達成されなかったので、この女はもう脈ナシだと。これで終了とさっさと彼は諦めると思った。

だけど速攻で連絡きて、「あっ。こいつまだワンチャン諦めてねぇ。。」と感じた。

 

それからも連絡をとってた。

年が明けて2017年。「九州土産買ったんで新年会でもしましょう」

と、お誘いが。

そういや去年、年末地元帰省するからお土産買ってくると言っていた。ほんまに買って来たんや。

でも待て。

私がずーーっと気になっている事。

次会ったらどうなるのか?

キスどころやない。それ以上がある予感がするのは馬鹿でも分かるだろう。

無論、私はやる気などない。好きになる予定もない。

これがもし付き合うとかなったら話は別だけど。その辺は根が真面目なので潔癖。

付き合ってない人とはやれん。

キスして期待させといて何言ってんだこのババアという批判はごもっとも。

以前、「Hしてから付き合った事ないの?」と聞かれた事がすげぇ気がかりだった。

この手の話を言う男にロクな奴いないということは恋愛経験少ない私でも分かる。

「Hしてから付き合うなんてあるの?それで終わりなんじゃないの?やりたいだけでしょ?」と聞いたら、

「俺はそれはない。」「好きじゃないと出来ない。」と言っていた。なるほど。

信用出来ねぇ。

 

まぁ、また前回みたいな展開になったとしてもそれはその時。

わたしゃ絶対にやらんという固い固い意志がある。

絶対にやりたい男 VS 絶対にやらない女 のほこたて対決になったとしても勝つ自信はある。結構今までこういう場数は踏んできたはずや。

 

仕事帰りにまた待ち合わせ。

年末のアレ以来の再会。若干の緊張。

スーツで登場した彼は背も高くかっこよかった。

かっこいいんだけど、タイプじゃないんだよな〜。

 

飲みながら、帰省の話や仕事のことなど普通の話してるといきなり、

「分かってると思うけど俺、すごく気になってる」

「今回は期待して来てる」

と突然の口説きモードきたーーー。

はい、予想はしてましたよー。このまま普通の話して普通にバイバイするわけないよねー。

 

もうこれ1年前の話なので記憶も曖昧ですが。

耳元で「Hしたい。」

と言われたことは覚えている。最高にぞわぞわした。嫌な意味で。

もちろん、「うん、いいよ〜♪じゃ、ホテルいこっ♡」

なんぞ答えるわけもない。

「付き合ってない人と出来ないよ。」と当たり前のトーンで言い、

「付き合ったらいいの?」と切り替えされた。

付き合うならいいけど、、、でもな。私この人のこと全然知らんし好きでもない。キスしてから気になってはいる。でも相手も私のこと本気なのかなんてわからない。むしろ本気じゃない気しかしない。

だけど、キスされて避けられなかったからとしても一応受け入れたという事は私もOKだという事なのか??前回あんな事になって今回またご飯に誘われて今この場にノコノコ来ているという事はOKという事??とか色々頭の中フル回転したけどもうなんやわからん。

私は何しにここにきた?

 

と、私がめちゃくちゃ困っているのを察知したのか、諦めたようだ。

次の日も仕事なのでそろそろと店を出て、また2人で駅に向かって歩いた。

 

ここで彼、「このまま何もなく帰ったら面白いよね。」と言った。

 

 

え、、、はい???いや、何もなく帰りますけど????笑



 

 

そして私の左側を歩いていた彼が、いきなり私の腰をガシッと引き寄せてグイーーっと右に方向転換した。

そりゃあもう見事な回れ右だった。後ろに歩いていた人びっくりだったと思う。綺麗に曲がったな〜って。

 

 

「はっっ?!」急に早歩きで体ごと導かれていく先は。

 

 

 

ラブホテルの玄関へ続く道だった。